日本の毒蜘蛛

何かとこのブログでムカデ以外の生き物が登場するのは珍しかったりします


いえ、飼育していたり写真はあるのですよ。単に記事にしないだけで……





そんなわけで、珍しく他の虫の記事です



記事といっても、特に詳しいわけではないので細かいことは書きませんが……







Amamijougo



シドニージョウゴグモというクモをご存知でしょうか。世界で最も危険なクモの一種と言われています




さて、写真のクモは日本のクモなのですが、実はそのシドニージョウゴグモの仲間です(ひじょーに端的にいうと)



名前をアマミジョウゴグモMacrothele amamiensisと言います。その名の通り、奄美大島や徳之島に生息しています



シドニージョウゴグモAtrax robustusと同じジョウゴグモ科に属し、やはり毒性は高め(だと思う)


日本には他にも八重山にヤエヤマジョウゴグモ、そしてこの仲間としては日本最大級のオオクロケブカジョウゴグモが生息しています。まだ見たことないですが……いつか見に行きたいものです。オオクロケブカは掌サイズに達する、真っ黒な化物らしいです。怖い



他の二種に比べ、アマミジョウゴはクモ図鑑にも載ることが少ない(と思われる)ため、大変影の薄い存在です。そんな幸薄いものが大好物な鼎はこやつに目を付け、秋と冬の奄美大島で採集してきました(一番最初に見た時にオオクロケブカと誤認したことは内緒である)


ジョウゴグモの仲間は英名をFunnel web spiderといい、巣はその名の通り漏斗の形をしています。和名と英名の意味が被った瞬間です。魚に関しては和名と英名とで由来が異なる(例えばクロカジキなんかは和名は死んだときの体色に由来しますが、英名は生きているときの体色に由来しブルーマーリンと言います)ので、かなり新鮮な感じです




さて、日本の毒蜘蛛(という表現もおかしいかも。クモはみんな毒を持つものですし)といえばカバキコマチグモが有名ですが、ジョウゴグモもなかなかです


単に報告例が少なすぎるだけだと思うレベルでやばいです。鼎、アマミジョウゴグモに咬まれたことがあるのですが(記事の写真を撮影するときではない)、軽傷で済んだとはいえアレでした。オオクロケブカとか想像もしたくないです(咬まれた人がいるようですが)



鼎は、アマミジョウゴグモのメスに咬まれたのですがジョウゴグモはオスのが毒性が強いらしいのでマジでもう勘弁してください


咬まれた時のメモが残っていたので参考に


発生日時:2014/1/19 23:16~23:20の間
患部:左親指向かって右側の腹
原因:負傷したクモを見分けるために掴んでいたところ咬まれた

発生直後:非常に痛む。ムカデよりは痛くない(小型のオオムカデに咬まれた際とほぼ同等)が、ジンジンと痛む
一時間後:腫れはないがズキズキと痛む
二時間後:ズキズキとした痛みは引くが、僅かに染みるような痛み。患部に触れると、痺れたような感覚がする。腫れ及び患部の赤化はない

翌日午前10時頃:しびれはだいぶ治まる
10:44:しびれもなくなり、快方



咬まれて翌日の授業初めにペンが持てなかったことは内緒です





そんなわけで、間もなく飼育から一年が経とうとしているアマミジョウゴグモのメスですが、最近は餌をあまり食べません。寒くて代謝が落ちたのかも知れません




来年あたりには八重山に行きたいものです
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