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卒業旅行~第一楽章・久米島狂想曲②~

さて、久米ヤンバルが採れない腹いせにイボブトとフナムシでもほじるかと洞窟へ行きます



まぁ骨だらけでした


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その入り口は我々を呑みこまんとするかの如く、ぽっかりと口を開けていた……



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骨壺と散乱した骨……


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お、おぅ……初めて見ましたよ、しゃれこうべ




洞窟内は真っ暗。光がありません。鍾乳石が乱立し、水が滴ってきます。天井にはコウモリ。ディセントという映画を思い出し、気がおかしくなりそうです。壁にはくそでかいオオゲジやクメカマドウマがびっしりおり、いや、これ常人は発狂するでしょ……


ちなみにぼくがコウモリ好きであることは言うまでもありません


しかし目的のフナムシはおりません。地面には骨が散乱しており、それに混じってゴミが落ちています。中には中身の入ったポテチの袋(水で中はぐっしゃぐしゃ)もあり、いやはや、観光地と言うのはやはりこういうダメージも考慮しないといけないわけですね。とりあえず虫採りと写真撮影のお詫びも兼ねて目につくゴミは拾っていきます




で、フナムシの抜け殻はあるのですが、ブツはおらず何も成果なしと思ったのですが……


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あぁん……



まぁ、イボイボナメクジがいました。初見です。割と嬉しい







と、少佐が「おった!!」


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んほぉぉぉ!! これがかのクメジマミズフナムシですか。なかなか美麗でかわゆいです


普通のフナムシは割と簡単に飼えた昔の記憶があるので、飼育してみたさあります。お持ち帰りです




で、三人がかりでフナムシを探していきます。しかし昼のフナムシ探しは苦行……どうもこいつらは石灰岩の溶けた穴や隙間に昼間は潜んでいるようなので、夜にくるかトラップしかけると良さげです。しかし夜にここくるのは……





フナムシを探しつつもクモを探すことも忘れません。陽も傾き、うっすらと暗くなってきました。そーいや島にいる間はアニメ見れないなぁ、なんて考えながらよっこいしょと地面を見てみると、何やら肢の長いクモ……




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え、これイボブトじゃね?




はい、というわけでクメジマイボブト採れました。写真はとぅいったーのやつしかみたことありませんし、実物はみたことすらありませんが直感でこれがそうだと確信





というわけでぼくの久米島での標的はあとはムカデとサワヘビ、ハイだけとなりました。やはり作戦初戦で標的が採れると気がラクです。夜は中将の標的とトビズを狙うこととします



帰り、コウモリが活動を始めたらしく洞窟内を乱舞していて、ぼくの鼻先をかすめていきました。いや興奮




こうして初日の夜を迎えることとなりました(続く
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卒業旅行~第一楽章・久米島狂想曲①~

3月6日。海況により2時間ほど遅れて那覇に着き、中将と合流して夕飯を喰らったあと寝ました。ここら辺は割愛。フェリーの中でとぅいったーのふぉろわーさんが久米島ヤンバルをちょうど採集したところであり、対抗心に火が着いたりしました。2、3日しか違わないのです。時期が悪かったは言い訳にならない。採れなかったら己の腕のなさを恨むしかない



で、翌朝。いよいよ久米島へ向かいます。重い荷物を背負って(ぼくの今回の装備の大半はタッパーでした。その数各サイズ合わせて40ちょっと)、歩いて港へ。えっちらおっちら、高校生やらリーマンやらの「なんだこいつら」みたいな視線を一手に受けつつ手続きを済ませて船に乗り込みます


で、出航。体力の消耗を抑えるために寝ます





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慶良間諸島を臨むコンボイ司令官と淫夢くん、そしてタイガー戦車






で、船に揺られて数時間。いよいよ来ました。久米島です




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久米島を臨む淫夢君とタイガー



時維れ28年の 晴朗眩しき弥生月 久米島見ゆとの警報に 勇み立ちたる我が部隊



斯くしてここは我らの手に。有象無象の区別なく、我々の虫網は容赦しない




で、レンタカーを借り、恒例行事を済ませたらエンジン始動。作戦開始はいつもの曲「Das Engellandlied」です



まずはざっと島を見て回ります。途中立ち寄った場所でアオズを捕獲。ふむ……



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久米島アオズ。奄美型に近い……?



で、渓流を探します。よさげ?な場所があったので潜ってみますが、これがいない。よく見ると水がきちゃない。それもそのはず。この渓流モドキはなんと実はダムから落ちてくる水の水路で、コンクリ舗装された水路を通っていたのである。まぁ反対側護岸されてるしね、多少はね



なんということだ。あとはヤブ漕ぎして渓流に行くしかない。しかし「この先は行き止まりで何もないよ」という中将のお言葉。また、中将は以前森に入ってハブの襲撃を受けているため道なき道に入っていくのにやや躊躇しておられる様子


これはもう少しエントリーしやすい渓流に行くしかない。しかし日程のミスにより情報源のホタル館は翌日含め定休日だったのである。情報なしに渓流探すしかないね



というわけで行けそうな川沿いに行くものの、気軽に入れる場所はどこもヤンバルがいそうにない上に実際いない



上陸後3時間、ここに至り、これは厳しい戦いになるかも知れないとぼくは思ったのである……というわけで、プライドをかなぐりすてふぉろわーさんに「ふぇぇ、渓流に入れないよぉぉぉ」と泣きつき。自分の力で満足にも渓流を見付けられないとかゴミなんだよなぁ……



久米島は山原と違ってマングース駆除道がないのでエントリーの仕方わからんね。山原はお散歩気分で渓流に入れるから。如何に山原がヌルゲーであるかを思い知る




とてもフィールドで採集してますなんて言えたもんじゃない醜態を晒しつつ、一行は気分転換に夕方の洞窟へ向かうのであった……(続く
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Author:鼎
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