マイティ・フッド

hhhhhhhh

いきなりですが、フッドが21日朝に完成しました



徹夜で作っていたのですが、まぁ、それはさておき。なんとか24日のフッド命日に間に合って良かったです





hood

1941年5月21日、18日にドイツの最新鋭艦ビスマルク出撃の報を受けた英国海軍は、ホランド提督が座上する英国海軍の力の象徴たるフッドと、最新鋭(慣熟訓練がされているとは言っていないし、機械的な問題がないとも言っていない)の戦艦プリンス・オブ・ウェールズを出撃させ、ビスマルクを迎撃することにしました


その三日後の24日、先にビスマルクと接触していた重巡ノーフォークとサフォークの誘導によりフッドはビスマルクと会敵。0553、先頭のフッドはドイツ艦隊に接近しながら砲門を開きます。ここに、悲劇と後の世まで語られるデンマーク海峡海戦の火蓋が切って落とされたのです。


ドイツ側は当初、重巡と思っていたのですが、砲撃の閃光から重巡ではなく大口径砲を積んだ艦――つまりは戦艦か巡洋戦艦であると確信。しかし、司令のリュッチェンスは応戦指示を出しませんでした。当時のドイツ海軍は上からの交戦に関する縛りが酷かったのです


英国艦隊は左に転舵、その長くスラッとした艦首と二基の連装砲塔、時代遅れの艦橋をドイツ海艦隊に見せつけ、このとき、ビスマルク艦内では「フッド――敵の先頭艦はフッドです!!」という叫びと共に緊張が走ったと言われています。眼前の敵は、度重なる図上演習で"脅威"とされてきた、嘗て世界最大最強を誇った巡洋戦艦だったのです


ここにきて、リュッチェンスは応戦を決定。プリンツ・オイゲンとビスマルクはフッドに砲撃を集中させます



ところが、フッドはここでミスを犯していたのです。ドイツ艦の似通ったシルエットに騙され、プリンツ・オイゲンをビスマルクだと思って砲撃していたのです。ウェールズは提督の指令を無視して後続艦――つまりはビスマルクを砲撃したのですが、これがまずかったのかも知れません。ロクに訓練もされず、ウェールズが機械的な問題を抱えており、工員を乗せて作業しながらの出撃ということもまずかったのかも知れません(撃った直後に主砲が1門壊れた)



戦闘開始数分後の0557、フッドにオイゲンからの砲撃が命中しました。フッドは炎上します。しかし、これは致命傷にならず、まだフッドは余裕があったのです……が……



0600、フッドに運命の一弾が放たれたのです。ビスマルクの第五斉射の一弾はフッドの薄い装甲を易々と貫通して炸裂。トーチランプのようだったと形容される火柱を上げ、直後に主砲の弾薬庫に引火、砲塔が天高く舞う程の大爆発を起こし、一瞬のうちに船体が分断されてフッドは砕け散ったのです



このとき、ビスマルク艦内では「フッドが吹っ飛んだぞ!!」という日本語にしたら寒いおやじギャグのような放送があり、一瞬の沈黙の後、割れんばかりの歓声が上がったそうです



大爆発を起こしたフッドは艦首を鋭角に持ち上げて中央部から海中に没し始め、しかしその最中、息絶えながらも最後の力を振り絞って艦首の主砲がビスマルクに向けて斉射を放ちます。これが命中していたらよく出来たお話になるのですが、残念ながら命中はしなかったようです。そしてフッドは完全に海中に姿を消しました。あとには燃え盛る残骸と油だけが浮いていたのです


しかし、その姿にビスマルク後部主砲砲術士官のレッヒベルク氏は敵ながら大変感銘を覚え、言葉に尽くせぬ尊敬の念を抱いた、と記しています



1419人の乗員のうち、生存者はたったの3名。英国の誇りはドイツの野望に完全に打ち砕かれる結果となったのです




その後、ウェールズも艦橋を吹き飛ばされて撤退。怒りに打ち震え、復讐を誓う英国海軍は持てる総力を結集してビスマルクを追撃、27日の朝、ビスマルクを徹底的に砲撃してなぶり殺し、洋上の廃墟に仕立て上げました。一般的には英国海軍に撃沈された、というのが正しいのですが、沈められる前に自沈命令が下されていたため、鼎はビスマルクは自沈だった説を信仰しています



しかし、英国の怒りは収まらず、その後もドイツ海軍艦艇は執拗な攻撃を受け、シャルンホルストの悲劇、グナイゼナウの末路、ティルピッツの悲惨へと繋がっていくのです




海底調査の結果、フッドの残骸は完全に破壊されており、残骸もいいとこだったようです



なおオイゲンに撃沈された説もある模様




hood2

作ったのは1931年状態のフッド。フッドが世界最大・最強・最美麗の名を欲しいままにしていた時代


スカゲラク沖海戦の反省を取り入れ、素が優秀だったということ、そして急な戦局によって時間がなかったということが災いし、フッドの大改装順位は低かったそうで、このことがフッド喪失に繋がったと言われています。快足を誇ったのも昔の話で、ビスマルク追撃戦のときには老朽化で26ノットにまで低下していたこともあったのでしょう




しかし、やはり巡洋戦艦とは美しい……作りかけで放置していたキットですが、ここにようやく完成しました。偏にマスキングゾルの活躍があったからです




もうめんどくさくて隙間も埋めてないし、エッチングを数点とアンカーチェーンの使用、後部マストとファンネルキャップで真鍮線工作したくらいの手抜き素組ですが、それでも形になるのが喇叭のキットの良い所。悪い所はパーツ構成と合いの悪さと離型剤とエッチング説明書の不親切さ



hhhh

改装グナイゼナウと。ドイツ艦と違い、フッドは錆があった方が美しく感じます


鼎はドイツ艦スキーですが、フッドとレパルス、ウェールズだけは英国艦の中でも別格で好きです。きっと古臭いから良いんでしょう(ウェールズは幼少の頃に見たアニメンタリー『決断』のマレー沖海戦回の影響だと思われます)






ところで、近年は大戦時の艦船を擬人化したものが大流行しているのですが、それより遥か前からそういう漫画が出ていたことをご存知でしょうか

daadadadadas

鋼鉄少女。作者は台湾の方。何やら艦これのパクリだとか言って抗議した不届き者がいたそうですが、艦これがむしろパクった方なのであしからず。ちなみに空母のデザインはこっちの方が優れています



まぁ、この漫画にはフッドが出てくるんです


dasfafsasfasf

これ。如何にもババアキャラっぽい。ババアムリスンナ……




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可愛い。というか、画集といろいろ違う気がしてならないのですが、外伝の欧州編では別人となっていたので特に大きな問題ではない



艦これの擬人化は捻りがないので(特に金剛とか金剛とか金剛とか金剛とか)、もう少し頑張るべき


それ以前の問題として、同じキモオタの鼎から見ても艦これやっている人間の一部が一々艦これネタ持ってきてるのが寒い上に艦船の名前を叫んでなでなでされたいだのしたいだの甘えたいだの云々言っている姿があまりにも気持ち悪いのでそろそろ艦これブーム収束してくれねぇかなぁとか思う次第



艦これが流行ったところでシャルンホルストや装甲艦の1/700がリニューアルされるわけでもないし、軽巡のキットが出されるわけでもあるまい……
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