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タイワン・リュウキュウ紛争その2

ふぅ、ようやく紛争に決着がついた……

念のため、特徴もあげてみましょう

「体長は120mmに達し、長さと幅の割合は10:1~15:1の間にある。体色には甚だしい変化があり、我が国に産するものは大体が黄褐色で、各背板の後縁に沿って太い暗緑の帯があり、頭板と第一背板とのみが鳶色をしているものが多い(中略)最終歩肢は頑丈で(後略)」

特徴を略すな、と言われそうですが、全部打つのが面倒なのと読めない漢字とかもあって……図書館とかで各自確認してください


鼎は一応、曳航肢のトゲも確認しました。タイワンですね、はい



ということで改めて
S.morsitans2
タイワンオオムカデ(Scolopendra morsitans)宮古島産

S.morsitans4
Scolopendra morsitansタイ産(タイ産タイガームカデという名前で購入)

S.morsitans5
タイワンオオムカデ(Scolopendra morsitans)沖縄本島産



宮古島のものは「オホムカデ目」の通り、典型的なタイワンオオムカデですね。頭についた泥が汚い
S.morsitans1


タイのものは色が薄めで、頭と曳航肢は薄いオレンジ色をしてます。曳航肢が若干長い印象
S.morsitans7


本島産のは黒い頭部に赤い曳航肢。ぶつぶつがたくさんついてますが、ダニです。マットが悪いんだ……これでは鼎の飼育環境が適当だとバレてしまう!

このダニ、吸血してムカデを弱らせると考えられていて(クワガタとかについているのと同じかな)、早急に駆除しなければなりません。燻炭マットかアルコール綿棒で拭くかどっちにしようか悩み中



他にも頭が緑色とかのもいるそうですね。まだまだカラーバリエーションがあるそうです。Scolopendra morsitansで画像検索すると、キ○ガイじみたカラーリングのやつとか出てきて、もはや別種にしか見えない


タイワンではなくても、世界各地に似たような色のムカデがいると、全部同種じゃないのかとか疑ってしまいます

まぁ、ムカデは原始的な蟲なので種数はそんなに多くないだろう、と先輩は仰っていました


ちなみにタイ産の写真がやたら多いのは、泥もダニもついていない綺麗な状態であるのと、一番大きいので見ごたえがあるからです、はい




アフリカにも生息しているそうなので、赤道付近に広く生息している感じでしょうか。英名はCommon tropical centipedeだそうです。熱帯域に普通にいるような名前だな……

「オホムカデ目」によると、生息地は「台湾各地、澎湖島、那覇、八重山、南洋ヤルート、ポナペ、その他熱帯地及び熱帯に近い温帯地、北アフリカ、コンスタンチノープル等に産する」だそうです。なんだ、やっぱり熱帯域のムカデじゃないか

というか、見た目と色が既に「ザ・熱帯の生き物」なんですよ。加温必須ですね



あまり大型になりませんし、少し大人しめでしょうか。飼いやすいかと。ただ、ジャンプします。この記事を書く直前に初めてジャンプされてかなりびっくりしました。椅子からジャンプして床を疾走してましたよ、本島産


喰いはムラがあるのかな。宮古島産のは入手当初はむしゃむしゃ食べてましたが、最近はあまり食べません。タイ産はやたら食べ、本島産はぼちぼちでしょうか
S.morsitans6


生息地では、畑といった乾燥気味の場所に多くいるそうです。沖縄の畑のとこに落ちてる板とかを退かすとまず間違いなくといっていいレベルで見かけるそうな



……書くことに詰まった。いつかは生息地に出掛けて様子を記事にしたいものです


そうそう、リュウキュウオビ派閥のいう「タイワンオオムカデ」ですが、標本を確認したところ、トビズだろうという結果に落ち着きました。まぁ、アカズという説もあるので、また別の機会に詳しく調べてみます






タイワンを筆頭に、日本のムカデも様々なカラバリがあって美しいですし、この混乱具合・未開拓具合も堪らないですね。大型になる種類は多くありませんが、是非とも海外のでかいやつだけでなく日本の小さいムカデにも目を向け、見直してあげて欲しいものです
S.morsitans8
といいつつ貼るのは海外産……




次はみんな大好き☆トビズムカデの記事にしようかな......
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はじめまして(笑)

僕もムカデが大好きで、ムカデについて色々調べていたらクロイモリさんのブログに辿り着きました(*^^*)

僕は鹿児島県最南端のとある田舎に住んでいて、冬場は近所にある佐多岬周辺の山にムカデ採集に行ったりしますけど、その山には触覚と後ろ足の曳航脚を除いて18~20㎝近いトビズムカデ??が生息していて運が良かったら朽木採集で発見することができます。
島と同じような気候が影響しているのかまだ分かりませんがムカデも大型が多い気がします(^-^)
僕は屋久島や種子島など鹿児島県本土に近い島のムカデを研究していて現地で採集してきたトビズムカデの成長速度を自分なりに調べたりしています。

話が長くなって申し訳ありませんが次回もし御迷惑じゃなければ、ハブムカデやヤンバルオオムカデなどとても謎多き種類のムカデのことを教えて下さい(^^)d
ちなみに火山が活発な薩摩硫黄島や隣島の竹島のムカデはスゴい大型でビックリしました(>_<)
次回のブログ更新楽しみにしています!!




Re: はじめまして(笑)

はじめまして。鼎です


> 僕もムカデが大好きで、ムカデについて色々調べていたらクロイモリさんのブログに辿り着きました(*^^*)


こんなアンダーグラウンドなブログにたどり着くとは……(笑)


> 僕は鹿児島県最南端のとある田舎に住んでいて
> 島と同じような気候が影響しているのかまだ分かりませんがムカデも大型が多い気がします(^-^)


というより、鹿児島ってムカデ多いですよね。鼎の実家ではムカデは見かけることは少なかったので、最初はびっくりしました(笑)



> 僕は屋久島や種子島など鹿児島県本土に近い島のムカデを研究していて現地で採集してきたトビズムカデの成長速度を自分なりに調べたりしています。


屋久島と口永良部のトビズ欲しいです()
今度採りにいかねば……


> ハブムカデやヤンバルオオムカデなどとても謎多き種類のムカデのことを教えて下さい(^^)d


ハブやヤンバルは実物を見たことがないです、情けないことにも()
まぁ、ハブはトビズの沖縄本島の個体群だと思います。捕獲に行きたいのですが、時間と予算が……orz
ヤンバルは……なんでしょうね、あれは
ヤンバルに関しては分布域も調査したいと考えております


これからもよろしくお願いします

返事ありがとうございます(^-^)

年間通して比較的温暖な鹿児島県本土南端に生息しているトビズムカデって餌となる昆虫類が多いせいなのか、山奥や林道などをくまなく探して運が良かったら15㎝以上のサイズの個体と遭遇するときもあります。
僕は仕事配管工の出張で年に数回はフェリーで屋久島や種子島に行っていますが、種子島のトビズムカデは鹿児島県本土のトビズムカデより胴部が若干太くて脚部の色彩は黄色がほとんどで朱色(レッド)のカラーの固体は全く見つからないです。
体長は住宅街にある野原や空き地などで見つかる固体の平均サイズは14㎝程で、マングローブ林周辺の森林に生息している固体はそれ以上がほとんどです(>_<)
仕事の合間で採集するのは非常に困難ですので、近いうちに再度ムカデ採集に種子島や屋久島へ行きたいと思います。
ムカデって生息している地域によっては体長やカラーバリエーションも 違いますのでマニアにはたまらないし独自で色々と研究したくなりますよね!!
僕は沖永良部と与論島へムカデ採集旅行に行きたいですが、クロイモリさんと同じく予算と時間がなかなかなくて(>_<)
今年中には実現できるように頑張りたいと思います!!

プロフィール

鼎

Author:鼎
ふとしたきっかけからオオムカデに片足を突っ込んでしまった人

主にムカデと妄言がメインのブログ


なおリンクフリーです(リンク貼りたい奇特な人向け)

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